チャイムの音 攫っていく 記憶の奥 帰り道に 置いてきた 夏 チャイムの音 攫っていく記憶 遠く 帰り道 笑っていた筈 サイズ違い 校庭の中 怠く重い呼吸 省みる笑えない記録 忘れたい鼓動 尋ねたいこと 重ねた手に 落ちていた鯉の餌 声合わせて投げた 水面の下 揺れる日 暮れる空に 二人の上に浮かぶ鯉に いつかの春で逸れることなんて あの日には考えなかったな タイル張り 剥がれていく記憶 脆く [...
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