
あたしは自分のコントロールできないものに関して不安になってしまいがちな性分で、眠れない夜というものにもよく振り回されていました。でも年を重ねたからなのか、ある時すんと「眠れない夜も当然あるよなぁ」と腹に収まった瞬間があって。そんな風に思ってから、しばらく書けなくなっていた『自分のための曲』がまた書けるようになっていきました。眠れない夜と手を繋いで作った曲たち、新たなスタートとして形に残しておきたいなと今回EPとしてリリースすることにしました。20年以上の時を経て小学生の頃かっこいいと思った曲にアイデアを借りたり、生きている中での自分の大きなテーマについて書いたり、人としての階段を一つのぼったような気分です。あたしの頼りない弾き語りからニュアンスや曲中のリズムの変化さえ読み取って形にしてくれるアレンジャーの今村良太さん、今回もありがとうございました。今回初めてボーカルディレクションをお願いしてレコーディングをしました。自分一人では破れない殻を破ることができた気がします、その場で表現を相談できるのも心強かったです。Showさん、ありがとうございました。